果樹の自然栽培への道。土準備その1

私は自然栽培で育てた様々な野菜と果物だけで生活できるような時給自足を夢見ています。

ゆくゆくは時給自足を超えて多くの人に安全で新鮮で美味しい野菜と果物を届けたいと考えています。

多くの人に食べてもらいたいのでスーパーに並んでいる野菜や果物よりも低価格で提供したいと思っています。

かなり木村秋則さんの影響を受けています。

自然の力をお借りするという心構えを忘れずにやって参ります。

と言うわけで、まずは果樹の方から。

自宅の庭に9本の果樹の苗木を植えていきたいと思います。

果樹の苗木を植え付けるにあたり、まずは土の準備が必要。

自然農法的には土の準備も人の手はいらないと言う考えだと思いますが、自然栽培として少し手を加えさせていただきます。

最初は土の穴掘りを行いました。

色々調べると50cmの深さがいいだの直径80cmの大きさがいいだのサイトによってや果樹の種類によって様々ありどれを参考にしていいのやら分かりません。

また果樹の自然栽培の情報はあまり見かけないのでどう土を準備し苗木を迎え入れるか悩ましいところでした。

吉田俊道さんの「菌ちゃん農法」と呼ばれる野菜作りの方法が果樹にも応用できるのではないかと言う事でそれを試してみようと思いました。

直径100〜120cm、深さ80cm程の穴を掘りました。

かなりの重労働。5分で腰が悲鳴をあげました。休み休み地道にスコップで土を掻き出していく。

最初の深さ10〜20cmは土が濃い茶色で肥えているいい土でした。

この肥えている土の匂いってすごく良い香りですよね。

自然が作った自然の匂い。これに勝るものはないな。堪らなく好きです。

嗅いでいるとストレス軽減していく感じがします。

この土の匂いの芳香剤ないかな。

その下の土は赤土でした。まぁ問題ないかな。

最初の1個目の穴はまとまった時間が取れず数日かけてトータル3時間くらいかかったと思います。

2個目からは90分くらいで穴掘り出来るようになりました。人間の身体って凄い。

左手堀と右手堀をバランスよく交互に行い体の負荷を分散させると長く掘れます。

全部で6個穴掘り完了。2,3キロ痩せました笑

そしてその穴の底に枯れた木などを入れていきます。

太めの木を円状に敷き詰めました。菌ちゃんのエサとなり菌の発生を促す目的です。

苗木の根っこと上手く共生して成長してくれればいいのですが、、

真ん中は空洞にして根っこの通り道にしています。

木を穴に入れた後土を戻していく。

そこにもう一度枯れた木などを円状に置いていく。

今度は細い木や、腐った木などを入れました。上の方が早く木の根っこと出会う事になるので底の方よりは細くてある程度不朽してても良いのかなぁと思います。

さらに土を埋め戻していき最後に表面を枯草や落ち葉で覆います。菌は雨に弱いため保護する目的です。

これで数週間置き苗木を迎え入れます。

今回の土の準備は以上です。

まとめると

①穴を掘る(直径100〜120cm、深さ80cmほど)

②穴の底に太めの枯れ木等を円状に置く(真ん中空ける)

③埋め戻す(30〜40cm程)

④細い枯れ木や不朽した木などを、円状に置く

⑤少し山になるくらいまで埋め戻す(元々の地表面より高めに)

⑥枯草や落ち葉を敷く(雨に弱い菌の保護)

ここで紹介した他の土の準備方法も別記事にあげますのでご参照ください。

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